インボラって起こった時は、嬉しいですよね?
インボラとは、インボランタリー・アップグレードのことで、航空便の過剰予約(オーバーブッキング)など航空会社側の都合によって、座席がエコノミークラスからビジネスクラスなどにアップグレードされることを言います。
本記事では、こうすればインボラの確率が高くなるのではないか?という9つの考察を解説いたします。
どうしたらインボラ体験できるの?と思う方は、一度実行してみてください。
インボラアップグレードはどうして起こるの?

前述の通り、基本的には「オーバーブッキング」した時です。
航空会社はキャンセルをある程度見越して航空券を売り出します。
そうして起こってしまったダブルブッキングのときに、空いている上位クラスの座席へ振り替えてくれる。というのが建前です。
実際に、一度だけオーバーブッキングはありましたが、私が体験したほとんどのケースは、いずれもオーバーブッキングではありませんでした。
こちらについては、後ほど考察で述べたいと思います。
インボラアップグレードはいつ発生するの?

私の体験では、全てチェックインカウンターでした。
スタッフから「申し訳ございません…。お座席がいっぱいで、アップグレードさせていただきました」と言われ、インボラアップグレードされます。
全然申し訳なくないです!(笑)
他にも搭乗前のカウンターもあるようですが、残念ながらそのケースは過去体験したことはありません。
インボラのアップグレード率が高くなる9つの方法【考察】
その1:上級会員であること
上級会員であることは、インボラアップグレードを受ける大前提です。
JALやANAにはそれぞれステータスがあります。
上級会員であればあるほど、その恩恵は受けやすいと考えます。
ちなみに、それぞれの会員ランクは下記の通りです。
ステータス | JAL | ANA |
ダイヤモンド | ダイヤモンド | |
JGCプレミア | ||
JGC/サファイア | SFC/プラチナ | |
クリスタル | ブロンズ |
ちなみに私は、JGCのサファイアクラスです。
そんなに高いわけではありません。
当然ながら、ステータスが高ければ高いほど恩恵を受ける可能性は高いでしょう。
その2:航空会社
JALの場合ワンワールド、ANAの場合はスターアライアンスに加盟しております。
JALのサファイア会員であると、ワンワールドのサファイア会員でもあるわけですが、ワンワールド加盟の航空会社ではインボラは受けられません。
つまり、ワンワールド加盟航空会社である、マレーシア航空の搭乗時にインボラアップグレードとなる可能性は極めて低いです。
本当の本当にダブルブッキングなら、なきにしもあらず、というところでしょうか…。
その3:直接予約していること
振り返ると、インボラアップグレード受けた時は、航空会社のホームページから直接予約していたことも一因かと考えます。
今格安の予約サイトで航空券を買うことも多くなっていましたが、直接航空会社で予約する人を優先とするのは当然のことですよね。
その4:席がほぼ満席であること
オーバーブッキングという建前がある以上、ある程度満席でないと発生しません。
しかし、必ずしも満席ではないのがポイントです。
ほぼ満席の状態で、上級会員に対するサービスという一面で、インボラアップグレードが発生します。
その5:チェックインは早く
これも都市伝説レベルかもしれませんが、チェックインカウンターには、2時間以上前にいきましょう。
理由はなぜかは分かりません。
あくまで、個人の体感によるものです。
早い者勝ちの部分もあるのかも知れません。
座席変更に対応するためには、ギリギリの乗客より、時間にゆとりのある人の方が対応できる面もあるのではないでしょうか。
その6:一人で予約している
インボラアップグレードを受ける時は、一人の時が多いです。
というよりも、一人の時しか過去ありません。
その7:事前に座席指定しない
チケット購入時点で、ほぼ満席。真ん中の席しか空いていない。ということありますよね。
そういう時は事前の座席指定をしません。
座席指定をしないというのは、インボラアップグレードの恩恵に与る点で、”ミソ”になると思っています。
座席指定をするということは、その席に座りたいという意思表示だと考えます。
私はこの席で満足していませんよ、オーバーブッキングされている人ですよ、という意思表示のために事前座席は指定しません。
その8:座席空いていないか聞く
チェックイン時に、当然窓側や通路側の座席は空いていません。
分かっていてもダメ元でスタッフに「窓側(あるいは通路側)の席空いていませんか?」と聞いてみましょう。
聞いたからと言ってインボラが発生するわけでもありません。
むしろ、「申し訳ございません」で終わることがほとんどです。
それでも、一応確認しましょう。
聞くことによって、真ん中の席だけれども、足元の広い席が空いていて座れることもあります。
その9:心証よく!
席が空いていないか聞く時は、あくまでも紳士淑女でお願いします(笑)
あくまで都市伝説レベルの確率アップ方法です(笑)
態度が横柄な人にはサービスしたくないというのが人情ではないでしょうか。
インボラアップグレードを受けた体験談
私が最近受けたインボラアップグレードの体験談をお話しいたします。
年末にシンガポールから日本に帰国するためにJAL便を予約していました。
予約はひとりで、JALのホームページから予約していました。
私のJALのステータスは、JGCカードのサファイアで、ごくごく一般の修行僧上がりの若造です。
年末ということもあり、空いている座席は4席ぐらい。それも真ん中の席しか空いていませんでした。
もちろん、座席指定はしていませんでした。
チェックインは2時間以上前にいきました。
カウンターで「通路側の席は空いていませんか?」と聞きました。
「確認します」とカウンターの男性が電話で聞いてくれました。
回答は、「申し訳ありません。空いていません」との返事でした。
そこで私は、「マイルを使ってもいいから、アップグレードしてくれませんか?」と聞きました。
深夜便でもあり、ゆっくり寝て帰国したかったこともあり、これは本当にそうしようと思っていました。
そうすると、もう一回男性は受話器を上げて、電話口の人と話していました。
結果、「ラッキーだね」と言ってくれて、インボラアップグレードすることができました。
彼曰く、私がマイルを使用するからではなく、向こうからアップグレード連絡があったとのことでした。
インボラのアップグレード率が高くなる9つの方法 まとめ
- 上級会員であること
- 会員の航空会社であること
- 航空会社から直接予約していること
- 席が(ほぼ)満席であること
- チェックインは2時間以上前にすること
- ひとりで予約していること
- 事前の座席指定はしないこと
- カウンターで座席が空いていないか”確認”すること
- 心証よく!
以上、私が行っているインボラアップグレード率を高める9つの方法です。
信じるも信じないもあなた次第(笑)

本記事は、あくまで私の体験に基づく考察であって、真相は誰にも分かりません。

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